第6回「ランニングによる障害(1)」

2013-10-25

10月に入ってから「マラソンの練習をしてて痛めてしまった」という方が相次いで来院されています。近年のマラソンブームによりランニングをする人がドンドン増え、更にこれからが本格的なシーズンということもあって練習に力が入ってる人が多いようです。

 

そこで、私自身も市民ランナーの端くれとして皆様により楽しく走って頂けるよう、これから数回に分けて「ランニングによって起こりうる症状」をいくつかご紹介させて頂こうかと思います。ぜひ参考にして下さい。

 

***腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)***

腸脛靭帯とは、太ももの外側についている人間の体の中で最も大きな靭帯です。腸脛靭帯炎は「ランナー膝」の中でも代表的な障害で、あの高橋尚子元選手も現役時代に悩まされていました。

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腸脛靭帯炎は、膝の屈伸を繰り返すことにより、腸脛靭帯が膝の外側の骨と擦れあって炎症が生じる症状です。簡単に言えば膝の使い過ぎによって起こる症状です。基本的には膝の外側に痛みを感じるのですが、女性は股関節の部分で擦れて炎症が生じるケースもあります。

 

自分のレベルに合わない距離や時間を走ったり、坂道を走り過ぎたりすると起きやすいですし、準備運動・ストレッチ不足なども原因としてあげれます。あと、内反膝(O脚)・外反膝(X脚)がある人はどうしても起こりやすいです。

 

対処としましては、まずランニングは休みましょう。使い過ぎにより炎症が生じているわけですから、使ってる以上悪化するばかりです。少しでも痛みや違和感を感じた際には、積極的休養をするべきでしょう。そして、炎症を抑えるためにはアイシングです。湿布などではなく、アイス枕や氷のうなどを使ってしっかり冷やすことが大切です。

 

また、再発防止のためには、

(1)股関節周辺の筋肉をしっかり緩め股関節の可動範囲を広げる。

(2)膝の動きをスムーズにするために大腿部やふくらはぎなどの筋肉を柔軟にする。

(3)足首から膝にかけての角度の調整。

などが必要です。

 

次回は、「シンスプリント」

 

 

 

 

 

 

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