第16回「女性の骨盤」@こずえ
2014-05-30
女性の骨盤についてお話ししたいと思います。
骨格は人によってそれぞれ大きさが異なりますが、男性と女性とで大きく異なるのが「骨盤」です。
それは女性にしか経験できない「妊娠・出産」が関係してくるからです。
女性の骨盤は、男性の骨盤に比べて横に広がっているような形になります。
広がっているのは、妊娠中、骨盤の中にある「子宮」で胎児が育ってどんどん大きくなっていく為、胎児を支えれるようになっているからです。
また、出産の時に赤ちゃんが通りやすいように、骨盤の出口も女性と男性とで違います。
実はその女性特有の骨盤の形状と、女性ホルモンの関係で「ぎっくり腰」を起こしやすくなるのです。
生理の時に腰が重だるくなったりしませんか?
そんな方は要注意です!
生理中、骨盤の関節「仙腸関節」が女性ホルモン=リラクシンの分泌により緩むため、負担を受けやすくなっています。
ですから生理中気を付けなければならないのが
・重たい物を持つ
・立ち仕事や座り仕事の方
・長時間歩く
・草引き等、かがむ体勢が続く
・ハードな運動
等、骨盤に負担をかけてしまう事です。
憂鬱に感じる生理中は、体を冷やさず、しっかり睡眠をとって、可能な範囲で構いません!身体をゆっくりと休ませてあげてください。
重だるさを感じない方も、生理中は用心してくださいね。
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