第22回「産後の骨盤」@こずえ
2014-10-28
10月もあとわすがになりました。
今月、妊娠中の方と産後間もない方が来院され色々なお話しをさせていただきましたので、今回「産後の骨盤」についてお話しをさせていただきます。
以前「女性の骨盤」についてお話し致しましたが、生理中の骨盤よりも気を付けてもらいたいのが産後の骨盤です!
妊娠中、どんどん大きくなる胎児を骨盤で支えています。
そして骨盤の出口を通り産まれてくるのですが、その時に骨盤後方にある仙腸関節や、恥骨結合部分に負担を負います(母体の骨盤の形、お産の進行状況や、胎児の大きさなどで負担の負い方は人それぞれ異なります)
何ヵ月もの間の重み、出産時の負担により、産後の骨盤はグラグラと不安定な状態になっています。
そのうえ育児による寝不足で、なかなか身体の疲れがとれにくくなってきます。
そうすると骨盤を支えている筋肉にも疲れが溜まってしまい、不安定な骨盤に歪みが出てきてしまいます。
不安定だった骨盤は、産後少しづつ安定してきますが、もしも歪みが出たままだと「ズレ」たまま固定されてしまいます。
骨盤のズレは、様々な身体の不調をまねきます。
そうならないためにも、産後の骨盤のケアは絶対に必要なのです。
生後まもないお子様を連れての外出が気になる方も、ご自身の身体に不安があればお気軽にお電話でご相談下さい。
妊娠中の方のご相談ももちろん受け付けております。
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