愛媛マラソンに向けて、『超回復』を知ろう!
こんにちは、「キュアカイロまつやま」院長の合田です。
今日は『院長のランニング話し』です。
いよいよ『愛媛マラソン』のエントリー抽選の結果発表まで、あと1週間ぐらいとなってきましたね。
みなさん、当選を信じて練習できていますか?
だいぶ暑さも落ち着いてきて、走ってる人を見かけることが多くなってきたように感じます。
疾走感にある落とし穴
6月の初めから何度も、
「当選してから練習を始めたのでは遅い」
「抽選結果が出るまでにまずは走る習慣作りを」
「まずは30分走れるように」
というお話しをしてきたと思います。
この話しを聞いて練習を始めた方は、徐々に走れるようになってきた頃ではないでしょうか?
「最初の頃は数100mぐらいしか走れなかったのが、3㎞ぐらいなら歩かず走れるようになった!」
「すぐ息切れしてたのが、だいぶ持つようになってきた!」
「走った後も筋肉痛がでなくなった!」
という話しを、当院の患者さんからも聞くようになりました。
私にも経験がありますが、最初に来る「ランニングの楽しさ」「疾走感」を感じる時期に来てると思います。
しかし、その楽しさに水を差すわけではありませんが、
この時期に故障をしてしまうランナーが多い
というのも事実なのです。
そう!故障という大きな落とし穴が潜んでることを気にかけておいてください。
走れば走るほどいいというものではない!
私もそうでしたが、走れるようになってきたら「今日も走りたい」「もっと走りたい」と、ついつい毎日のように走りたくなってしまいがちです。
実際、当院の患者さんでも「毎日走るようにしてます」という方もおられます。
しかし、これは非常に危険です!!
「走る」という行為は、日常生活の中で身体にかかる負荷以上の負荷を加えてることは間違いありません。
どんなに気持ちよく走れていても、どんなに楽に走れていても、間違いなく大きな負荷はかかっているのです。
そこに気づかずどんどん走ってると、身体には「疲労」が蓄積されていくばかりになります。
まだこの「疲労」を感じて休息をとる方はいいのですが、故障に繋がるよくあるパターンをお話しすると・・・
疲労が蓄積されてる状態では思うように走れない。(すぐ疲れる、いつもの距離が走れない)
⇓
練習不足だと勘違いする。「これでは完走できない」と不安になり、更に練習しようとする。
⇓
身体が重い状態にも関わらず無理をする。
⇓
身体が疲労に耐え切れなくなって故障する。
話しだけ聞くと当たり前のように思うかもしれませんが、毎年当院にはこのパターンで故障して来院される方がたくさんおられます。
休むことによってレベルアップ!
一つ知っておいて頂きたいのが、
筋肉は運動している最中やトレーニングをしている最中に強くなるわけではない
ということです。
運動やトレーニングをし、クールダウンやアフターケアをした後、休息をとることによって強くなっていっているのです。
これを『超回復』といいます。
運動 ⇒ 疲労 ⇒ 休息 ⇒ 超回復
というサイクルです。
特にこの先は少しづつ走る時間も距離も伸ばしていくことになるでしょう。
そうなると、私の経験上から言っても、練習はまずは週3日で十分だと思います。
10年走ってる私でも、練習は週4日までで、5日以上走ることはまずありません。
2日から3日に1回は休養日を入れてみてください。
そうすると次に走る時に前よりも楽に走れるようになってると思いますよ。
もちろん、休み過ぎは筋力低下になりますので、そちらも注意はしてください。
超回復でレベルアップしていきましょう!!