第17回「アイシング」
2014-06-05
ゴールデンウイーク明けぐらいから急性の腰痛で来院される方が増えてきていたのですが、先週から今週にかけて更に急増しております。やはり目まぐるしく変わる気候の影響もあるのでしょうか???
そこで急遽、急性の痛みに対する応急処置についてお話ししたいと思います。
痛み、もしくは違和感であっても、まず真っ先にするべきことは「アイシング」=「冷やす」ことです。痛みが発生してる箇所、もしくは発生しようとしてる箇所は炎症が起きてますので、その炎症を抑えることが第一なのです。
などを使って冷やして下さい。なければビニール袋を二重にして、そこに氷と水を入れた物でも結構です。
これらを痛みの発生している箇所にタオルを1枚敷いた上に置き、約10〜15分冷やします。そして30分ほど休んだらまた冷やす、というのを何度も繰り返します。長時間冷やしっぱなしというのもよくはないので、必ず休憩を入れて下さい。強い痛みのケースでしたら3日間(72時間)は繰り返し冷やして下さい。
アイシングに伴い気をつけて頂きたいのが、
一、長風呂をしない・・・・体をあっため過ぎると炎症が強まりますので、痛みを感じる間はシャワー程度にしておいて下さい。
一、極力安静・・・・患部に負担のかかる動作をすると、当然その分炎症は強まります。出来る限り安静にしておくことをおすすめします。
梅雨に入りまだまだ不安定な気候が続くと思われますので、みなさんくれぐれもお気をつけ下さい。
←「第16回「女性の骨盤」@こずえ」前の記事へ 次の記事へ「「100km完走!」@院長」→