Archive for the ‘からだのお話し’ Category

第20回「準備運動」

2014-09-25

だいぶ肌寒くなり、秋が近付いてきましたね。スポーツの秋到来!といったところで、これから皆様も運動をする機会が増えるのではないでしょうか?

 

先日インターネット上でこのような記事を発見しました。

http://tabi-labo.com/48188/wrongstretching/

書いてある内容は概ね理解は出来ますが、とても極端な説明であり、言葉足らずな部分が多々あります。

 

確かに運動する直前に入念なストレッチをすることは筋肉が緩み過ぎ、筋肉のはたらきを低下させてしまうことはあります。私もマラソンをしていますが、正直なところ走る前には準備運動もストレッチもしません。ただこれは日頃からある程度の練習、ある程度の体のケアをして常に運動を出来る体にしてあるからであり、それに加え、マラソンはいきなりダッシュしたりするスポーツではなく、徐々に運動量を上げていくスポーツなので、走り始めの5分から10分が準備運動になるということもあるからです。その代り、当然走り終わってからは「静的ストレッチ」をかなり入念にやります。

 

しかし、普段全く運動をしていない人がここに書いてある内容を鵜呑みにして、「ストレッチ(静的)が必要ない」と思い込んでいきなり運動をしようものなら、準備運動の段階で故障してしまう危険性がかなりあります。

 

筋肉はゴムです。ゴムを思い浮かべてください。ある程度日頃から使ってるゴムなら早々切れることもありませんが、ずっとほったらかしにしてあったゴムを急に使うとあっさりプチッときれますよね?使う前に少し伸び縮みさせて伸縮性をもたらせてから使用しませんか?それと同じです。

 

要は自分の体の状態、もしくはやるスポーツの種類、またレベル、などなどによって必要な準備運動は変わってくるということです。一番ベストは運動を始める前に専門家に体のチェック、相談をして、自分に合った準備運動を理解して実行することだと思います。

 

くれぐれも体の故障には気を付けて、スポーツの秋を楽しみましょう!!

 

 

 

第19回「足がつる」

2014-07-04

皆様も運動中や就寝中などにふくらはぎの筋肉がつって、激しい痛みに襲われるという経験をされたことはありませんか?「こむら返り」とも言われる症状です。imagesCAOKYX5S

この足がつるという症状は、よく寒い時期に筋肉が過剰に拘縮して起こると思われがちですが、実はこれから迎える暑い夏に起こるケースが非常に多いのです。その原因は「発汗」による体内の水分不足によるものです。

 

その理由はいくつかあるのですが、一つは「ミネラル不足」です。

ミネラルとは、カルシウムや鉄、ナトリウム、マグネシウム、亜鉛といったもので、体を作り上げるのに欠かせない栄養素です。特にカルシウムは神経伝達をスムーズにするという大きな役目があるので、不足すると脳から筋肉への指令が上手くいかなくなって筋肉の異常収縮が起こってしまうのです。

妊婦さんがよく足をつるというのは、お腹の赤ちゃんに栄養素が行き渡ってしまいミネラルが不足してしまってるのが原因です。

 

もう一つは、「体内の循環異常」です。

お仕事やスポーツなどをして体内に発生した疲労性物質を洗い流してくれるのは水分です。体内の水分が不足すると循環が上手くいかなくなり、血行不良が起こったり、筋肉内に疲労性物質が蓄積され収縮異常を起こしたりするのです。

 

これからドンドン暑くなってきますので、たっぷり水分補給をすることを心掛けてください。水分は喉の渇きを覚えてから摂るのでは遅いです。喉が渇かないように小まめに摂取してください。

また、ただ水だけを摂るのでは血液を薄めてしまうことにもなりますので、糖分摂取のためスポーツドリンクを少し薄めて飲んだり、塩分を摂取するためクエン酸を混ぜて飲んだりするとより効果的です。imagesCALOS6T2

それから、やはりストレッチはしっかりすること。夏場は冬場に比べて体が動きやすいからと、筋肉のケアを怠る方が多いのですが、発汗により知らず知らず筋肉に疲労は溜まっていますので、水分をしっかり摂取したうえでストレッチを行なって、体内の循環をよくすることが大切です。

imagesCAST0LOJ

お体のケアをしっかりして、暑い夏を楽しみましょう!

第18回「女性ホルモンについて」@こずえ

2014-06-30

今年の梅雨は気温差も激しくて、体調を崩してしまいそうになりますね。

来院されている方からも「疲れがとれない」「だるい」といった声をよく耳にしますが、そんな中でも「生理周期がおかしい」との声も聞かれるようになりました。

そこで今回は「女性ホルモン」について少しお話します。

女性ホルモンは、第二次成長期頃から50歳頃まで(個人差はあります)多く分泌し、妊娠や出産、コラーゲンの生成や栄養素の吸収などにも必要とされています。

その女性ホルモンは、生活習慣や食生活の乱れ、喫煙、ストレスなどの原因により、分泌が減少してしまいます。

そこで!気温差の激しいこの時期、この先続く猛暑時期には特に注意が必要です!

なぜなら、一言でストレスと言っても、気温もストレスになりうるからです。

人それぞれ好きな気候はありますが、猛暑が続くのも、気温差が激しいのも精神的には苦痛に感じる人も少なくありません。

また、この春ご自身やご家族が、新しい環境になった人は尚更!慣れてきたのと同時に、頑張っていた疲れが出てくる時期でもあるからです。images

疲れやストレスで、睡眠不足になったり、熟睡出来ていなかったりすると、自律神経が乱れ、女性ホルモン分泌に大きな影響をおよぼします!
すると生理周期ががおかしくなったり、なかには更年期の様な症状が出てしまったり、様々な不調となってあらわれます。

そうなる前に、疲れをためすぎないこと!睡眠をしっかりとること!リラックス&リフレッシュを心掛けて、毎日を楽しく元気に過ごしてください。imagesCAE7OCR3

第17回「アイシング」

2014-06-05

ゴールデンウイーク明けぐらいから急性の腰痛で来院される方が増えてきていたのですが、先週から今週にかけて更に急増しております。やはり目まぐるしく変わる気候の影響もあるのでしょうか???

 

そこで急遽、急性の痛みに対する応急処置についてお話ししたいと思います。

 

痛み、もしくは違和感であっても、まず真っ先にするべきことは「アイシング」=「冷やす」ことです。痛みが発生してる箇所、もしくは発生しようとしてる箇所は炎症が起きてますので、その炎症を抑えることが第一なのです。

 

アイス枕IMG_3938

氷のうIMG_7565

などを使って冷やして下さい。なければビニール袋を二重にして、そこに氷と水を入れた物でも結構です。

 

これらを痛みの発生している箇所にタオルを1枚敷いた上に置き、約10〜15分冷やします。そして30分ほど休んだらまた冷やす、というのを何度も繰り返します。長時間冷やしっぱなしというのもよくはないので、必ず休憩を入れて下さい。強い痛みのケースでしたら3日間(72時間)は繰り返し冷やして下さい。

 

アイシングに伴い気をつけて頂きたいのが、

一、長風呂をしない・・・・体をあっため過ぎると炎症が強まりますので、痛みを感じる間はシャワー程度にしておいて下さい。

一、極力安静・・・・患部に負担のかかる動作をすると、当然その分炎症は強まります。出来る限り安静にしておくことをおすすめします。

 

梅雨に入りまだまだ不安定な気候が続くと思われますので、みなさんくれぐれもお気をつけ下さい。

 

 

 

 

第16回「女性の骨盤」@こずえ

2014-05-30

女性の骨盤についてお話ししたいと思います。

骨格は人によってそれぞれ大きさが異なりますが、男性と女性とで大きく異なるのが「骨盤」です。

それは女性にしか経験できない「妊娠・出産」が関係してくるからです。

女性の骨盤は、男性の骨盤に比べて横に広がっているような形になります。images
広がっているのは、妊娠中、骨盤の中にある「子宮」で胎児が育ってどんどん大きくなっていく為、胎児を支えれるようになっているからです。

また、出産の時に赤ちゃんが通りやすいように、骨盤の出口も女性と男性とで違います。

実はその女性特有の骨盤の形状と、女性ホルモンの関係で「ぎっくり腰」を起こしやすくなるのです。

生理の時に腰が重だるくなったりしませんか?

そんな方は要注意です!

生理中、骨盤の関節「仙腸関節」が女性ホルモン=リラクシンの分泌により緩むため、負担を受けやすくなっています。
ですから生理中気を付けなければならないのが
・重たい物を持つ
・立ち仕事や座り仕事の方
・長時間歩く
・草引き等、かがむ体勢が続く
・ハードな運動
等、骨盤に負担をかけてしまう事です。imagesCAVDYZLM

憂鬱に感じる生理中は、体を冷やさず、しっかり睡眠をとって、可能な範囲で構いません!身体をゆっくりと休ませてあげてください。

重だるさを感じない方も、生理中は用心してくださいね。

第15回「骨盤捻挫の予防」

2014-05-22

5月に入って気温の変化が激しいせいなのか、新生活の疲労の蓄積のせいなのか、最近前回お話しした「骨盤捻挫」http://curechiro.jp/%e7%ac%ac%ef%bc%91%ef%bc%94%e5%9b%9e%e3%80%8c%e9%aa%a8%e7%9b%a4%e6%8d%bb%e6%8c%ab%e3%80%8d/による腰痛を訴える方が続いております。

 

骨盤捻挫が起こる原因は前回お話ししたとおり日常生活における体のバランスの崩れによる骨盤のズレから起こるケースが多いので、施術では骨盤のズレを正す矯正をしたり、また、骨盤への負担を軽減させるために股関節の動きをよくしたり、下肢の筋肉のバランスを整えていったりします。

ただこれだけでは骨盤捻挫を完全に改善させることはできません。これはどの症状についても言えることですが、日常生活における予防が不可欠なのです。

 

もちろん姿勢改善・エクササイズなどにより正しいバランスを身に着けることが大切なのですが、骨盤捻挫をより早く、そして確実に改善させるためには、それにプラスして「骨盤ベルト」の使用が重要となってきます。IMG_4387

「捻挫」というのは簡単に言えば、靭帯を伸ばしてしまって関節がぐらぐらになってる状態です。足首や手首などでも捻挫をしたらギブスや包帯や固定用装具を使ってぐらぐらしないようにしばらく固定しますよね?骨盤でも同じです。

しっかり固定しておかないと、座ってて立ち上がる時、車の乗り降り、寝返り、腰を丸める時、捻る時・・・・・・、このような時にまた靭帯を伸ばしてグキッといってしまうのです。

 

よく「ぎっくり腰はクセになる」と言われますが、これはクセになるのではなく、完全に正しい状態に固定されるまで改善させきってないから再発しているのです。

痛みは繰り返せば繰り返すほど強くなりますし、改善もしにくくなっていきます。少しよくなったところで油断せず、しっかり安心できるところまで改善させていきましょう。

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今年に入ってから取り扱っております「骨盤ベルト ブラック」もとても好評です。

 

第14回「骨盤捻挫」

2014-04-29

前回「骨盤のズレ」についてお話ししたところ、アクセス数が普段の倍以上となり、大変な反響をいただきました。「骨盤」に対する皆様の関心の高さをあらためて感じました。

そこで今回はその「骨盤のズレ」によって起こる症状で、また前々回の「ぎっくり腰」の時にもちらっとご紹介した「骨盤捻挫(こつばんねんざ)」についてお話ししていこうと思います。実際私の臨床においても、ぎっくり腰の中で一番多い原因が、この骨盤捻挫なのです。

 

まず、「骨盤のズレ」は骨盤のどの部分で起こるのかと言いますと、

20130129141501

上の図の「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」という部分で起こります。この仙腸関節というのは本来、仙骨(せんこつ)という骨と腸骨(ちょうこつ)という骨が靭帯によって結ばれしっかり固定されてる関節です。

しかし、日頃のアンバランスな生活の積み重ねにより段々とズレが生じてくるのです。20130808144446

そして、前回お話ししましたとおり骨盤がズレると体は横に傾きます。上の図は前から見た図で、左に傾いています。

この状態でずっと立ってたり歩いてたりすると、必然的に左半身にばかり体重がかかってしまうのはお分かりでしょうか?

そうなると仙腸関節をしっかり固定してくれている靭帯へのストレスがドンドンと増していき、固定が弱くなり関節が緩くなってしまいます。この状態が「骨盤捻挫」であり、この段階ですでに腰やお尻周辺に重だるさを感じやすくなっているでしょう。

そして更にそのまま無理をして生活していると、そのストレスに靭帯が耐えきれなくなり最終的に「プチッ」といってしまう・・・・・、それが「ぎっくり腰」です。ここまでいくと、立つのも困難、歩くのも困難、座っておくことすらつらい、というような状態になってしまいます。youtuu01

このように「日頃のアンバランスな姿勢・動作」→「骨盤のズレ」→「骨盤捻挫」→「ぎっくり腰」と繋がることをしっかりご理解して頂き、日常生活の中からご注意ください。

 

 

 

 

 

 

第13回「骨盤のズレ」

2014-04-17

皆様も「骨盤」という響きにはとても興味があるのではないでしょうか?当院に来院される患者さんからも「私の骨盤ズレてますか?」「私の骨盤どうなってますか?」と、「骨盤の状態を診てほしい!」というご要望をよく戴きます。

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上の写真が正常な状態の骨盤です(後面からの写真)。当然左右対称となっております。それがズレると・・・・・

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左右の高さが違うのがお分かりになると思います。こうなると必然的に体は横に傾いてしまいます(写真の状態であれば右に傾く)。しかし、人間は斜めになったまま生活はできないので、その傾きをおぎなうため・・・・・

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このように背骨を歪ませて頭の位置、目線を水平にしようとするのです。ですから、骨盤がズレている人は背骨にも歪みが生じているケースがほとんどです。ということは、首や肩、背中など上半身の症状も骨盤のズレが原因によって起こることがあるということになります。

 

では、なぜ骨盤はズレるのか???これはもう普段の生活の積み重ねです。

・イスに座る時に足を組んで座る。

・地べたに座る時に横座りをする。

・立ってる時に片足だけに体重がかかるように立つ。

・寝る時に横向きになって寝る。

・仕事やスポーツで片足で踏ん張ることが多い。

などなど、普段無意識でやってる姿勢や動作の積み重ねによって段々とズレてくるのです。

 

大きな痛み・ズレが生じる前に今一度ご自身の姿勢や動作を意識してみて下さい。

 

 

 

 

第12回「ぎっくり腰」

2014-04-04

「ぎっくり腰」とは「急性腰痛症」のことですが、前回お話しした「坐骨神経痛」同様、これもまた病名ではありません。あくまでも「急に腰が痛くなった状態」のことを「ぎっくり腰」もしくは「急性腰痛症」と言います。gikkuri

そして、この「ぎっくり腰」にも様々な原因があります。

・腰や臀部の筋肉の損傷

・腰椎や骨盤部の捻挫

・腰椎椎間板ヘルニア

・腰椎すべり症、分離症

・腰椎椎間関節症

・腰椎圧迫骨折

などなど、まだまだ上げていくとたくさんあります。それらを一つ一つ説明していくにはかなりの時間が必要ですので、また今後一つ一つをピックアップしてお話ししていこうと思っております。

 

今回この「ぎっくり腰」というタイトルでみなさんにお伝えしたいのは、確かに「急に腰が痛くなる」のがぎっくり腰なのですが、必ず「前ぶれ」があるということです。当院にぎっくり腰で来院された方はみなさん口をそろえて「大したことをしたわけではないのに・・・」と言われます。そう、ぎっくり腰をする瞬間というのは何でもないようなことをしてる際になるのがほとんどです。それまでの小さな積み重ねがある時に爆発してしまう、それが「ぎっくり腰」なのです。

 

「朝起きる時に腰がしんどい」「顔を洗う時腰を曲げにくい」「車を運転してたら腰が重たくなる」「洗い物をしてると腰がだるくなる」「少し歩くとすぐお尻にはりを感じる」・・・・、「痛い」までは感じなくてもこのような状態は十分危険信号です。imagesCAVDYZLM

 

もっと言えば「ついついイスに座る時に足を組んで座る」「立ってる時に無意識に片方の足にだけ重心をかけてしまう」「横向きでないと寝れない」というような方はほぼ間違いなく体に歪みが生じてる方なので注意が必要です。

 

大きな痛みが生じる前にご自分のからだを気にかけ、からだが危険信号・注意信号を発していないか確かめてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

第11回「坐骨神経痛」

2014-03-14

皆様も「坐骨神経痛」という言葉を耳にしたことはありますよね?患者さんの中にも「病院で坐骨神経痛と診断された」という方がよくおられます。しかし、この「坐骨神経痛」というのは病名ではないということはご存知ですか?

 

まず「坐骨神経」とは、腰椎の間から出てる神経が一つの束となって足の方に向かって伸びてる神経を坐骨神経と言います。そして、その神経ライン沿いになんらかの原因によってシビレや痛みが生じる症状を総称して「坐骨神経痛」と呼ぶのです。ですから、一言で「坐骨神経痛」と言っても様々な原因があり、その原因によって治療方法は変わってくるのです。imagesCAOD9VXF

その原因の中でも主なものをいくつかご紹介します。

 

腰椎椎間板ヘルニア・・坐骨神経痛の中でも圧倒的に一番多い原因です。ヘルニアに関しては前回の「頚椎ヘルニア」でお話ししました通りで、腰で起こるのが「腰椎ヘルニア」です。「頚椎ヘルニア」は腕から手にかけて症状が出ますが、「腰椎ヘルニア」はお尻から足にかけて症状が出ます。

 

梨状筋(りじょうきん)症候群・・・次に多いのがこの「梨状筋症候群」です。腰椎の間から出て一つの束となった坐骨神経は上の図のようにお尻の深い所にある「梨状筋」という筋肉の隙間を通って足の方に向かうのですが、この梨状筋が硬く拘縮してしまうと坐骨神経を圧迫しシビレや痛みを生じさせます。長時間の立ち仕事をしている人(特に片足過重になってる人)、お尻の筋肉に負担がかかるスポーツ(ダッシュ系)をしている人に多く見られます。

 

脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)・・・簡単に言えば背骨の変形によって、背骨の中を通ってる神経の束=脊髄(せきずい)を圧迫し神経痛が起こる症状です。上記の「腰椎ヘルニア」「梨状筋症候群」はほとんどが片足に症状が出ますが、この脊柱管狭窄症は両足に症状がでます。中高年の男性に多いです。

 

*その他・・・他にも坐骨神経痛を引き起こす原因はいくつかあるのですが、最近私の臨床の中で増えてきてるのが、坐骨神経が走行してる上に付いてる筋肉の膜(筋膜)の癒着によって神経痛を引き起こしてるケースが増えてきています。主に、大腿二頭筋であったり、前脛骨筋、長腓骨筋など。特に高いレベルでスポーツをしてる人によく診られ、その癒着を取り除くことによって一気に改善するという結果が出ています。

 

このように「坐骨神経痛」にも様々な原因がありますので、しっかりとした診断によって原因を明確にすることが改善には重要です。

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